結婚記念日を祝った西麻布「イチイ」はお洒落な大人の隠れ家

6月7日は、夫氏と私の32回目の結婚記念日。

というわけで、予約サイト「一休.com」で見つけたこのお店で祝ってきました。

 

 

折悪しく前線が通過中の金曜日。

私達は六本木ヒルズから数分の六本木通り沿いを、スマホ片手にウロウロしていました。

何しろ、目指すお店は看板がないとのことなのです。

土地勘がないので(お上りさん‥)、いよいよ電話するしかないかと思っていたところ、とあるビルの案内板の2階が空欄になっているのを発見。

少し勇気がいりましたが、もうココしかない、乗っちゃえ〜というわけで2階へ。

当たりでした。一安心です。

 

さっそくウェイターさんが出迎えて下さり、名前を告げると「お待ちしていました」と言って傘を預かってくれました。

店内はかなり暗く、とても大人な雰囲気。

なるほどこれは『隠れ家』だわ〜と納得。

18:00〜という予約時間だったせいか、お客さんはまだまばらでしたが、少し離れたところに談笑する人々の姿が見えます。

お客が自分たちだけ、というのはなんだか気づまりなタチなので安心しました。

 

創作料理という位置付けのこのレストラン。

今日は、

「春の味覚プラン・シャンパン含む2時間30分豪華フリーフロー付! 春の味覚を楽しむ全11品」

1人12000円(税サ込)を2名分予約してきました。

一休.comのサイトはこちら↓


さっそく、シャンパンで乾杯です。

このプランには、シャンパン、生ビール、赤白ワインを含む複数のアルコール類とソフトドリンクの飲み放題が2時間30分付いています。

すぐにわかることですが、お料理の品数がとても多いので、2時間ではなく2時間半なことは大きな意味がありました。

 

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アミューズだけで3種類

まず、アミューズと呼ばれる小さなオードブルたち。

驚いたことに、このアミューズだけで3種類出てきました。

メニューには書いてありません。

 

 

1品目、紫芋のチップス。

薪のような木材に藁?があしらわれ、その上にチップスが置かれています。

思わず目を奪われる演出。

こればかりではありません。

 

2品目、野菜サラダ。

 

思わずびっくりしましたが、手前の紫色の部分に軽く束ねた野菜があり、そこだけをクリームチーズのディップにつけて食べます。

ルッコラかな?香ばしさのある野菜でした。

3品目、名前を忘れましたがポテトフライの中に詰め物がしてあります。

揚げたてで熱かった。

これも意表を突く演出でした。写真だとわかりにくいですが、四角いマスの中に木の切り株の一部。

その周りに枯葉があしらわれています。

ちょっと春というよりは秋っぽい雰囲気ですね。

どれも上品なシャンパンによく合います。

 

ちなみに、ここまではメニューに載っておりません。

ここからが本番です。

 

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怒涛の11品目・手の込んだお料理の数々

メニューには食材は書いてありますが、お料理の名前はありません。

その日その時の食材によって刻々と内容が変わるから、一々名前をつけないのかなと解釈しました。

それでは参りましょう。

 

一、 剣先烏賊 甘夏 黒米

お皿の上に高さのある伏せたお椀。その上に甘夏と黒いお米を和えて、薄いイカの膜で包んで食べます。

 

二、 ボタン海老 ビーツ 人参

赤いのはビーツのピューレ。人参もビーツで赤く染めてあります。

 

三、 名水赤鶏 野草 スパイストマト

ジビエをトマトソースで和え、野草を添えています。

 

この辺りで白ワインに切り替えました。

「オーストラリアのソーヴィニヨン・ブラン」とのことで、キリッと冷えていて実に爽やか。

 

四、 新玉ねぎ 安藤鶏卵 モルタデッラ

新玉ねぎのロースト。モルタデッラはハムの一種な模様。

そろそろ記憶があやふやになってきました😅

 

ここでパンが登場。恭しく木箱に入っています。

発酵バターが実に美味。

ただしお代わりは有料(430円・バター混み)です。

 

五、 ヤングコーン スッポン 黒にんにく 甲州味噌

スッポンの香りが濃厚ですが、ヤングコーンの香ばしさがエグみを消している様子。

 

ここでまたメニューにない一品登場。

小麦粉を黒っぽく焼いた卵状の薄皮の中にベシャメルソースが入っていました。

トロリとしていて香ばしい皮の部分と一緒に食べるととても美味しい。

 

次は牛が出てきますが、まだ白ワインの方が合うとのことで白を継続。

 

六、 富士山麓牛 発酵キタアカリ キウイ

キタアカリはジャガイモの一種です。まるで鰹節のように見えるのがそれ。

キウイの爽やかさが牛肉の濃厚さを引き立てます。

 

七、 帆立 うずら卵 馬 鬣

「鬣」ってなんでしょうか。

馬のタテガミです!

ホタテと馬肉を小さく切って和えたもののどこかに、タテガミの部分が入っているそうです。

どこがその鬣に当たるのか、残念ながら判別できませんでした。

 

八、 アブラボウズ 魚介のコンソメ

アブラボウズとは深海魚の一種。

初めて食べる種類の魚です。

脂質が非常に多いのが特徴ですが、上からかけられた魚介のコンソメスープが絶品。

 

 

そろそろ赤ワインかな。

南仏ラングドック地方のカベルネ・ソーヴィニヨンだそうです。

温度管理もバッチリな模様。

 

さてここで再びメニューにない一品が。

何だったかなあ‥汗。一口で食べられるお口直しのような感じだったと思います。

 

九、 縄文スイートポーク 根セロリ セージ

 

メインディッシュです。

これが豚肉かと思わせられる柔らかさと適度な脂身。

確かにしっかりした赤がよく合いました。

 

 

デザートが2種類。

十、 七賢 苺 トンカ豆

七賢は日本酒。とても爽やかな一品。

 

十一、 桑の葉と実 熟成バナナ ガトーブルトン

‥と思ったら、

 

なんと、サプライズでこんなプレートが!

そういえば、申し込みの時に結婚記念日の欄にポチッとした記憶があります。

これは嬉しい演出でした。

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感想

 

暗い中に置かれた透明なオブジェにライトがあたり、暖かな間接照明となって店内を照らしています。

看板が出ていないところも、西麻布という場所も、「大人の隠れ家」にふさわしい秘密めいた雰囲気。

料理だけでなく器にも美意識が行き届き、一品一品がキャンバスに描かれた絵画のような美しさです。

フリーフローのお酒も工夫して選んでいるようで、料理との相性もぴったり。

この充実度で12000円とは、かなりコストパフォーマンスが高いと言えるのではないでしょうか。

なお下の写真はメニューの一部。全部は収まりきりません。

 

 

唯一残念だったのは、ウェイターさん達がとても忙しそうで、お料理の説明をゆっくり聞くことができなかった点です。

一品一品が、厚みのある様々な焼き皿に意匠を凝らした盛り付け。

シェフはさぞかし色々工夫されていると思うのですが、せっせと動き回るウェイターさんに質問してもごく簡単な答えしか返すヒマがないようで、申し訳ないのであれこれ聞くのはやめておきました‥。

そこそこの広さのある店内で、しかも品数が多いため、客席担当者が2人だけではちょっと大変だったかもしれません。

一休,comのレビューでは、料理の説明もゆっくり聞けました、と書いてあったので、たまたま混んでいる日だったのかも。

金曜日でしたし、かなりの大雨の日にも関わらず7時過ぎにはかなりの座席が埋まっている人気店のようですので、仕方ないのかもしれません。

せっかくなので、この次はもう少しゆっくりお話を伺いながら味わいたいと思った次第です。

接客そのものは丁寧で気持ちの良いものでした。

 

いかがでしょうか。

隠れ家とのことなので、あえて住所はここに記さないことに致しますね。

一度は訪れる価値のあるレストランだと思いますので、ぜひアクセスしてみて下さい。

 

 

お読み頂いてありがとうございます。

 

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