メヌエット ト長調/ペツォルト(伝J.S.バッハ)の難易度と弾き方を解説|発表会におすすめ!

「メヌエット ト長調」(ペツォルト作曲・伝J.S.バッハ)の演奏のコツやおすすめの弾き方について解説します。

この記事でわかることは以下の通り。

  • メヌエット ト長調の特徴
  • 難易度
  • おすすめの弾き方

 

「メヌエット ト長調」は、ピアノを習う人だけでなくほとんどの日本人が知っているのではないかと思われるほど有名な曲。

発表会の定番曲であり、ポピュラー曲などにも編曲されています。

本記事では、どうすれば「メヌエット ト長調」をより効果的かつ魅力的に演奏できるか、その特徴と弾き方をご案内します!

「プレ・インベンション」についての記事はこちら↓

プレ・インベンションとはどんなピアノ教本?難易度と練習順序

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「メヌエット ト長調/ペツォルト(伝バッハ)」の特徴

  • 曲名:メヌエット ト長調(Menuett G-dur)
  • 作曲者:ペツォルト(C.Petzold/1677-1733)
  • 収録:各社
  • 演奏時間:1分30秒

 

「メヌエット ト長調」は誰もが知っている有名な曲です。

音楽に詳しくない人でも冒頭のメロディを聞けば「ああ、あの曲」とわかるほど。

J.S.バッハ「アンナ・マグダレーナのためのクラヴィーア小曲集」に掲載されていたため永らくバッハの作品と思われていましたが、現在では同年代のオルガン作曲家C.ペツォルトの作品と修正されています。

 

メヌエットとは、2小節がひとつの単位となった宮廷舞曲のひとつ。

この曲は明るく親しみやすいメロディやシンプルな構成などから、初級者が最初に学ぶバロック形式のピアノ曲としておすすめです。

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「メヌエット ト長調/ペツォルト(伝バッハ)」の難易度

ピアノ文字

難易度

ペツォルト作曲「メヌエット ト長調」の難易度は、初級後半〜初中級の手前まで。

いわゆる「バイエル」の80番〜100番の間くらいと考えるとわかりやすいです。

シンプルな曲ですが、やはりバロック形式の作品であり、この時代の舞曲らしく音楽的に弾くにはそれなりに大変。

ピアノを習いはじめたばかりの初心者がいきなり発表会などで弾くのはかなり無謀と言えましょうf^_^;

同レベルの曲リスト

同レベルの他の作品として挙げられるのは、同じく「アンナ・マグダレーナのためのクラヴィーア小曲集」に収められた「ミュゼット ニ長調」。

ロマン派ならシューマン作曲「ユーゲントアルバム」第1曲「メロディ」、グルリット作曲「ロマンス」。

ギロック作品では「インディアンのおどり」「フランス人形」がおすすめです。

なお、よく一緒に演奏されるペツォルトの「メヌエット ト短調」は「ト長調」よりも難易度的に1ランク上。

並べて弾くにはかなりの技量が必要です。

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「メヌエット ト長調/ペツォルト(伝バッハ)」の弾き方

グランドピアノの鍵盤

構成と基本的な弾き方

  • ト長調・3/4拍子
  • 二部形式
  • 32小節

 

メヌエットは優雅な宮廷舞曲ですのでテンポは速すぎないように。

基本的に四分音符はノン・レガートで、8分音符はレガートで弾きます。

32小節の短い曲なので繰り返した方が良いでしょう。

その時、例えば1回目は装飾音符なし、2回目はフルに入れて弾くなど変化をつけるとよりバロックらしくなります。

 

楽譜は各社から出ていますが、おすすめは「先生が選んだピアノ発表会名曲集②」(YAMAHA)第1曲として掲載されているもの。

アーティキュレーションの指示がないので指導者や演奏者が自由に解釈することができます。

1〜16小節

冒頭のテーマは、動画では1小節1拍目の4分音符をノンレガートで弾いています。

 

3拍子の舞曲なので1拍目に軽くアクセント、2拍目3拍目は軽く流すように弾くと良いです。

メヌエットは基本的に2小節がひとつの単位です。2小節3拍目と3小節1拍目はつなげないようにしましょう。

左手1小節の和音は目立ちすぎず、ト長調の和声を提示するような気持ちでていねいに。

なお、左手も伴奏というよりは複旋律のように響かせた方が演奏に立体感が出ます。

 

バロック作品なので装飾音は拍の頭に合わせるのがお約束。

ただ3、11小節のモルデントは、このレベルの学習者にはきれいに入れるのがなかなか難しいと思われます。

無理に入れようとして不自然な演奏になるよりは、いっそ省いてしまっても良いかもしれません。

 

8、12小節2、3拍目の左手8分音符はとても大切なのでしっかり自分の耳で音を聴きながら。

15、16左手のカデンツは必ずノンレガートで弾きましょう。

17〜32小節

主題のリズムが高音域で展開されます。fで高揚感を表現しましょう。

いったんニ長調に転調しますが24小節の終わりにまたト長調に回帰します。

 

25、26小節は3声になっています。左手で2つの声部を弾かなければならないので最も難しい部分。

「シレシ/ドミド」になってしまわないように、特に2拍目が重音であることをしっかりと意識して弾くようにします。

29小節も実は3声。3拍目の「レ」と「ファ」がしっかりと重音になるように。

 

31、32小節は、1回目はテンポ通り、2回目はテンポを落として「曲の終わり」を表現すると良いです。

この譜面では、終止線にフェルマータが付いています。

メヌエットを踊った男女が互いに挨拶をする様子を想像しつつ、曲が終わった後の余韻を感じて下さい。

 

以下のサイトでは各曲の難易度検索ができます↓

ピティナピアノステップ課題曲検索

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「メヌエット ト長調/ペツォルト(伝バッハ)」まとめ

ステージ上のグランドピアノ

C.ペツォルト作曲「メヌエット ト長調(伝J.S.バッハ)」についてお伝えしました。

 

「メヌエット ト長調」は、バロック音楽の美しさと舞曲のリズム感を学べる、初級のピアノ学習者にとってとても大切な一曲です。

基本的なタッチやフレーズを意識して演奏することで、音楽表現の幅も大きく広がっていきます。

この曲を楽しく演奏できれば、かなりの実力がついてきているということ。

さらなるステップアップを目指して、ぜひ色々な曲に挑戦してみて下さいね!

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