ピアノは何歳から習い始めるのが良いでしょうか。大人では遅すぎる?

「大人になってからピアノを習うのは無理ですか?」と、時々質問されます。

ピアノというものは5歳とか6歳で始めなければ上達できないと信じている方もいます。

本当にそうでしょうか。

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ピアノは何歳からでも始められます

 

ピアノを習い始める年齢に上限はありません。

何歳からでも始められます。

いくつになっていても遅すぎるということはありません。

これは、私が長年に渡って大人の初心者の方を指導してきたことから得た結論です。

以下の記事をご紹介します。

ピアノを習うということ②大人の方へ

 

もちろん、例えば50歳で習い始める方が6歳の子供のようなスピードで上達していくかといえば、確かに難しいと思います。

また、大人の初心者といっても年齢は様々です。

20〜30代の人と60歳を過ぎている人とでは体力も記憶力も違いますので、教え方やレッスンの進め方も変わってきます。

 

それでも、たとえ70歳を超えていたとしても、ピアノを新たに習い始めることには大きなメリットがあります。

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大人になってからピアノを始めるメリット

 

大人になってから新たにピアノを習うメリットは、大きく分けて3つあります。

 

① 脳のトレーニング

ピアノを弾く時、人の脳はフル回転しています。

目で楽譜を見て、頭で音の並びやリズムを認識し、腕を通して指先にそれを伝え、実際に打鍵する。

これらの作業を瞬時にこなしつつ、さらに目は先の音符を追っていきます。

以下これを何回も繰り返します。

また、左右10本の指を比較的均等に動かすことで、特に高齢の方には良い脳のトレーニングになります。

 

② 人との繋がりが期待できる

ピアノは、1人でも2人でも演奏できて、かつ他の楽器と合奏することもできます。

ある程度慣れてくれば発表会に出たり、(大人のための発表会もあります)また、最近は各地域に大人のためのピアノサークルなどもできています。

そのような場所で仲間作りができますね。

あるいは私のようにジャズやポピュラーピアノの教室に入って、他の楽器の人と一緒に演奏することもできます。

新しい人との出会い、新しい人間関係が期待できます。

大人の習い事には最適です。

 

③ 費用がそれほどはかからない

「‥え?」と思われるでしょうか。

「高額なピアノを買わなくちゃいけないんじゃないの?」と疑問が湧いてきますよね。

確かにお安いものではありませんが、最初に初期投資として楽器を買ってしまえば、あとはレッスン代のほかにかかる費用は楽譜代くらいです。

スポーツ系の習い事のようにウェアや靴、ボールなどの消耗品をいくつも購入したり、プレーするための場所代がかかることもありませんし、ダンス系の習い事のように衣装代もかかりません。

実は、ピアノはリーズナブルな趣味なのです。

 

このように、ピアノは大人にこそふさわしい習い事と考えることができるのです。

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子供より不利な点・有利な点

そうはいっても、やはり躊躇してしまう方のお悩みは、

「はたしてこの歳で始めてどこまで上手くなれるものだろうか?」

「いつまでたっても童謡に毛の生えたような曲しか弾けないのはイヤだなあ」

‥といったものではないでしょうか。

 

確かに、記憶力は子供達にはかないません。

さらに細かい動きが必要な指先や、体全体の使い方も、一人一人にそれまでの人生経験からくるクセのようなものがあり、思うに任せないということはあります。

何より、運動能力は20代前半を頂点として衰えていくのは自然なことです。

 

また、特に年齢が高くなると目に色々な症状が現れてきます。

近くが見えづらくなり、音や数字を見間違えます。

音符の小さい楽譜を見るのが辛くなって参ります。ハイ。😅

 

でも、大人の生徒さんには、子どもにはない武器があるのです。

それはズバリ、「情報収集能力」です。

 

ピアノは音楽ですが、学ぶためには日本語能力が必要。

大人の方はすでに言葉を自在に操れますので、書籍から、ネットから、多くの情報を得ることができます。

今は大人の入門者のための楽譜が数多くありますし、YouTubeやツイッターには模範となる良い演奏があふれています。

そういったものにいつでもアクセスできるのは大きな強みです。

また、人生経験に照らして学び方を工夫したり、自ら先生に質問して効果的な練習の仕方を教わったりもできます。

5歳とか6歳のお子さんではそうもいきません。

 

何よりも、学ぼうとする強い意志を感じるのは、小さなお子さんよりも断然大人の生徒さんです。

自らの意思でピアノ教室の門をたたく大人の生徒さんは、常にもっとも熱心な学習者。

ピアノの上達のために最も必要な武器を、彼らはすでに持っているのです。

まとめ・ピアノはいくつになっていても始められ、上達もできる

私の教室には、何年も前から大人の生徒さんがいらっしゃいます。

今でこそ大人がピアノを習うことが普通な時代になりましたが、以前はそうではありませんでした。

それでも、顔ぶれこそ変わっても、新たにピアノを始めたいという大人の方が途切れることなく入会して下さるのは幸せなことです。

大人の生徒さんには、大人なりの教えやすさ・やりがいや楽しさががあるからです。

 

言葉での意思疎通が簡単で、説明がしやすいこと。

楽典などの理屈にも拒絶反応を示さず理解しようとしてくださること。

何よりも熱心に練習してこられること。

なので、中には驚くほどに早く進歩される方もいらっしゃいます。

 

今はご家庭の事情で中断されていますが、

50代の半ばから入門されて、3年半で「エリーゼのために」を弾けるようになった方がいらっしゃいました。

お母様にお聴かせしたいと、それは努力されていました。

 

また、現在20代後半の方は、すごい勢いで小学生達をごぼう抜き。

あっという間にもうすぐブルグミュラーです。

練習量が多く、どこまで上達されるか楽しみです。

 

いかがでしょう。

ピアノを習い始めるのに遅すぎることなどないということがお分かり頂けたのではないでしょうか。

もしも年齢のために迷っていらっしゃる方は、安心してお近くのピアノ教室に体験にお出かけくださいませ。

仲間が増えることを、楽しみにお待ちしております。

 

お読み頂いてありがとうございます。

 

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