ピアノ教室の探し方のコツは?子供にぴったりの教室を見つける方法とおすすめ検索サイト
子供にピアノを習わせることになったら、次はピアノ教室選びです。
世の中には膨大な数のピアノ教室があり、この中からあなたのお子さんにぴったりの教室を見つけるのは至難のワザ。
何も考えずに一番お近くの教室に通わせる手もありますが、万が一先生と相性が合わなかったとき辞めにくいのではという心配もあります。
それに教室を変わることは子供にとってもやはり負担。
ここはできれば失敗したくありません。
どうすれば、スムーズにお子さんに合ったピアノ教室を探すことができるでしょうか?ご一緒に考えてみましょう。
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目次
ピアノ教室の探し方のコツ
子供のピアノ教室を探すときに大切なことは、「教室選びの基準」をはっきりさせておくことです。
世の中に100%条件に合う教室というのは存在しませんので、優先順位を決めておくということですね。
子供のピアノ教室なら、以下の点を重視して探すのがおすすめです。
- 習わせたい音楽のジャンル
- 教室へのアクセス
- レッスン料
1. 習わせたい音楽のジャンル
音楽のジャンルとは平たくいうとクラシックやポピュラー、ロック、ジャズなどのことです。
ベートーヴェンやショパンなどクラシックの名曲を弾けるようになって欲しいならクラシックピアノが専門の教室、ジャズやポピュラー音楽の演奏者になって欲しいならHPなどでそれを謳う教室を選ぶべきです。
先生方の専門は、検索サイトの画面やHPで知ることができます。
ここを間違うと後々親子で苦労することにもなりかねません。
関連記事↓
ヤマハ音楽教室と個人ピアノ教室の違いとは|メリットとデメリットから考えるおすすめは?
2. 教室へのアクセス
子供のピアノ教室は、なんといっても通いやすいことが肝要です。
万が一やめることになったときにご近所だと気まずいのではと心配する方もいますが、やはり近くはラク。
小学生になって一人で通うようになっても近くなら安心です。
3. レッスン料
やはり気になるのはレッスン料。
ピアノ教室では通常レッスン料は月謝制で、毎月決まった額を支払います。
お財布と相談しながら「高すぎず・安すぎない教室」を選ぶのがおすすめ。
なぜ安すぎる教室はおすすめできないのか、その理由はこちらの記事に詳しいです。↓
月謝の安いピアノ教室は要注意!その特徴と理由とは?ありがちな欠点と差がつくポイント
ピアノ教室の探し方 3つの方法
ピアノ教室の探し方は、以下の3つの方法が一般的です。
- ピアノ教室検索サイト/マッチングサービス
- 口コミ
- 地域の楽器店への問い合わせ
昨今では、まずピアノ教室検索サイトでご自分の住む地域の教室を探す方が多くなりました。
口コミは、今でも確実な情報が得られますが注意点も。
地域の楽器店に問い合わせをするという手もあります。
ピアノ教室検索サイト/マッチングサービス
主な検索サイトは以下の3つです。
それぞれの特徴と傾向を挙げてみました。
- PTNA(ピティナ)
PTNA(ピティナ)とは、一般社団法人全日本ピアノ指導者協会の略称。
低年齢の初心者からシニアまでを網羅した大規模なピアノコンクール「ピティナ・ピアノコンペティション」を主催する団体です。
コンクールのレベルは非常に高く、そのためかピティナの教室紹介ページに掲載されるピアノ教室は本格的なクラシックピアノのお教室が多い印象。
グランドピアノを2台並べてバリバリ教えている先生が多く、ハイレベルな教室を探すならおすすめですが、若干お月謝も高くなる傾向です。
- ピアノ教室.com(ドットコム)
日本全国のピアノ教室5000件から検索できるサイト。
各都道府県の市区ごとに細かくタグ分けされ、地域ごとの検索がしやすくなっています。
また「ジャズ」「ポピュラー」のカテゴリーの教室がPTNAより多い印象。
特にジャズに関しては、クラシックの先生が教える「なんちゃってジャズ」ではなく、理論や作曲を教える本格的なジャズ教室が散見できます。
- ピアノ教室検索サイト
新潟県のSmile Japan合同会社という会社が運営するサイト。
2014年に登録教室数が500を超えたとの記載がありますが、2021年現在の登録件数は不明です。
それぞれのページに「講師プロフィール」という欄があり、先生方の学歴や経歴がわかりやすくなっています。
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ピアノ教室検索サイトやマッチングサービスに記載された情報をうまく読み取るためのコツとは?↓
失敗しないピアノ教室選び|ピアノ教室検索サイトのチェックポイントと情報の読み方を解説!
口コミ
現在でも、ピアノ教室探しの手段として最も多いのが「口コミ」。
幼稚園のお友達が通っている教室が良さそう、同じマンションのママ友達に勧められたから、などなど古典的ではありますが、現に通っているお子さん(のママ)の生の声が聞けるメリットは大きいものがあります。
教室の雰囲気や先生の人柄、月謝の他に諸費用がかかるかどうかなど、先生に直接聞きにくいことも情報として得られやすいのは大きな利点。
その一方、口コミには「良い教室」であるかどうかは紹介者の主観によるものになるという特徴があります。
例えば、あるお子さんとその保護者にとってはとても素晴らしい教室であったとしても、あなたのお子さんにとっても素晴らしい教室であるかどうかはわかりません。
「先生が厳しいか優しいか」「妥当な月謝の金額」「レッスン時間」など、意見の分かれるポイントはたくさんあります。
口コミはピアノ教室探しの手段として今でも極めて有効ですが、お友達の意見はあくまでも参考にとどめ、体験レッスンなどでお子さんへの向き不向きを見極める努力が必要です。
楽器店への問い合わせ
日本では、たいていの街に大手の楽器店があります。
駅前や地域の中核となるショッピングモールなど人の集まるところにあり、週末などはピアノの購入を考える家族連れで賑わっていますね。
このような楽器店は、地域のピアノの先生たちの情報を持っています。
ピアノ教室を探すとき、検索サイトでピンとくる教室が見つからなかったとか、口コミで納得のいく教室の情報が得られなかったなどの場合、こうした楽器店に問い合わせしてピアノ教室を紹介してもらう手があります。
「まだ本当に習うかどうかわからないし〜」とか「無理やりピアノを買わされるのでは」などの心配は無用。
ピアノを習うことに興味を示す親子は、大切な将来のお客さん候補。きっと親切に教えてもらえます。
ただ、楽器店はそれぞれのピアノ教室についてそれほど細かい情報を持っているわけではありません。
教室の場所などはわかりますが、それ以上の情報については各教室に直接問い合わせをする必要があります。
まとめ
- 子供のピアノ教室の探し方のコツは、教室選びの基準をはっきりさせておくこと
- 「習わせたい音楽のジャンル」「教室へのアクセス」「レッスン料」を重視すると良い
- ピアノ教室の探し方には検索サイト活用、口コミ、楽器店の紹介の3つの方法がある
- クラシック専門のハイレベルな教室を探すなら「PTNA(ピティナ)ピアノ教室紹介」がおすすめ
- 「ピアノ教室.com」はジャズ、ポピュラーの登録教室がPTNAより多め
- 口コミは生の情報が得られるメリットがあるが紹介者の主観に左右される
子供のピアノ教室の探し方のコツとおすすめの方法をお伝えしました。
お子さんにピアノを習わせようと思ったら、まずは情報収集が大切。
気になる教室をいくつかピックアップしておいて、問い合わせや体験レッスンの申し込みをしていくのが良さそうです。
この記事がお子さんのピアノ教室を探すときのご参考になれば幸いです。
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