ピアノの先生との賢いお付き合い・より熱心な指導を受けるための虎の巻

ピアノを習い始めて何年か経過したあなたへ。

または、お子さんにピアノを習わせている保護者の方へ。

あなたは、または、あなたのお子さんはいつも楽しく教室に通われていますか?

先生とはいい感じにコミュニケーションがとれていますか?

 

世の中にはたくさんのピアノ教室があり、多くの先生方がいらっしゃいます。

ピアノは一対一の習い事ですので、先生と生徒さんの関係がうまくいっている時とそうでない時では教育効果に差が出てきます。

特に、先生によってはその差がかなり激しい場合も‥(苦笑)

どうせ習うなら先生とは良い関係を築いておいて、できるだけ熱意をもって教えて頂き、お月謝の費用対効果を上げたいとは思いませんか?

 

「‥おや、『先生のお気に入りの生徒さん』になって、少しだけ得しちゃおうっていうお話?」

そうですね、近いかも。

あなたがピアノの先生に、できるだけ熱心に教えて頂くための虎の巻です。

じっくりお読み下さいませ。

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先生の「熱意」をゲットするために・まずは「教えやすいピアノの生徒」を目指そう

「ピアノの先生のお気に入りの生徒さん」‥何とも刺激的な言葉です。

この言葉からどんな生徒さんをイメージされますか?

もしかすると、すでに特定の誰かさんの姿が頭に浮かんできてはいませんか?

「ピアノの先生のお気に入りの生徒さん」は存在するのか?

「あの方、いつも先生と親しげにお話しされてて先生も楽しそう。私も先生とあんな風におしゃべりしてみたい」

「あのお子さん、ずいぶんテキストが早く進んでる。先生が特にご熱心に教えてらっしゃるみたいに見えるわ」

「あの子、今度の発表会ではあの曲弾くんだ。いつも有名で素敵な曲ばかり弾かせてもらってるみたいで羨ましい」

‥とまあこんな具合でしょうか。(フィクションです)

ここまではっきりと言葉にはできないまでも、何となくモヤモヤというか、「‥ん?あれ?何だかちょっと先生の態度が私の時と違うような‥」的な違和感を感じるケースは割とあるようです。

実際のところどうなのでしょうか。

「お気に入りの生徒」と「教えやすい生徒」

私・福耳の教室に限っては、特定の「お気に入りの生徒さん」は存在しません。

きれいごとでも何でもなく、一部の生徒さんだけを気に入ったりまたそのその逆だったり、という感覚が私にはないからです。

通ってきてくださっている方々は全員、私の大切な生徒さんたち。

気に入るも入らないもあり得ません。

 

ただですね。

 

「教えやすい生徒さん」というのは確かに存在します

指導する際に意思の疎通がはかりやすく、指導効果の高い方のことをいいます。

そしてそのまた逆も。

 

残念ながら、未熟な人間が同じく未熟な人を教える以上、全員に対して機械のようにまったく同じ接し方をするのは難しいと言わざるを得ません。

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「ピアノを教えやすい生徒さん」になるための3つのコツ

「それは聞き捨てならないお話ですね〜。どんな方が『教えやすい』んですか?」

はい。

具体例をあげてお伝えします。

素直な人

「素直」という言葉には様々な意味がありますが、ここでは「物事を学ぶ際に、支障なくすんなり受け入れる様子」ととらえて下さい。

「言われたこと、指示されたことをそのまま受け止め、取り入れていく力」のことを指します。

良い意味での従順さといいましょうか。

 

ピアノに限らず、スポーツでもお茶やお花などの習い事でも、何であれ最初は「型」を身に付けることが重要です。

まずは先生に言われたことを、理屈抜きでそのまま取り入れて実践することが上達への近道となるものです。

先生の指示に対して、ひとつひとつ理由を求めたり自分のやり方にこだわったりしているとキリがありません。

 

ピアノであれば姿勢の整え方や手の形、譜読みのやり方、テキストの選び方や進め方など。

先生の指示に対して「なんで?こっちの方がやりやすいんですけど」

とか、

「前の教室ではこうだったから私はこうでないとできません」などのこだわりは、この段階では意味がありません。

良い質問をする人

前項と矛盾するようですが、ここでの「質問」とは、先生の指導に対して正しく発せられる質問のことです。

あるいは、説明がわかりにくかった時にもう一度尋ねる力。

わからない時には「すみません、今のところが難しかったのでもう一回説明して下さい」 と尋ねて頂けますと、重要な項目の理解が深まります。

先生というのは質問に答えるのが仕事ですから、大切な部分ほど時間を割いて教えて下さるはずです。

「‥そうかこの生徒さんはここの部分がイマイチ分かっていなかったのか。

それならまずこっちをきちんと教えれば理解が深まるはず。」

などのように、正しい質問とは指導の方向性を見定めやすいものです。

 

例えば、初めて3/8拍子が出てきた時に、

「先生、3/4拍子と3/8拍子ってどう違うんですか?」などと聞かれればその違いを説明することができますし、

「先生、スラーの下にスタッカートが書いてあるんですけどどう弾くんですか?」

などはニュアンスの違いを説明する時に良い質問となります。

 

このようにレッスンに広がりをもたらすような質問をしてくる方には、つい一生懸命に説明してしまうのが教師のサガというもの。

この状況をハタから見ると、「アラあの方にはずいぶん熱心に指導されて‥」のように感じられるかもしれません。(汗)

よく練習してくる人

こちらも前項に関係します。

多くの先生方は、ご自分の生徒さんを成長させるのが大好きです。

自分ではない、他人の成長を願って知恵を絞り、少しでも前進させることに無常の喜びを感じるのが教師というものなのですね。

これはもう理屈ではありません。本能レベルの話です(笑)いえ本当に。

 

よく練習する人は、前項で紹介したような正しい質問を発することも上手です。

したがって、レッスンのたびに新しい事柄を吸収し、確実に上達していきます

すると先生方はますます嬉しくなって、さらにどんどん発展したレベルの指導をされるようになっていきます。

するとその生徒さんはさらに頑張って練習するようになり‥以下無限ループ。

この状況をハタから見ると‥以下略(前項参照)。😅

つまり、教えやすい生徒さんとは


・素直で

・質問力があり

・練習量の多い


人であると言えます。

 

こういった方々についつい一生懸命教えてしまうことが、「あのピアノの先生にはお気に入りの生徒さんがいらっしゃる」ように見えるとしたら。

それはやはり、私たちも反省しなければなりませんね。(大汗)

とはいえ、現時点ではこれは紛れもない現実。

「先生に一生懸命教えてもらえる賢いピアノの生徒さん」になるための、一つの方策であることは間違いありません。

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「教えにくい生徒」にならないために「やってはいけないこと」「避けたいこと」

「な〜んだ、結局『よく練習しましょう』って話じゃないですか。つまんないの」

「そんなの分かってるし、それが簡単にできれば苦労しないよ」

「もっと手軽に『お気に入り』っぽくなれる方法はないの?」

 

ハイ。

難しい質問ですが、方策がないわけではありません。

以下に挙げるような事柄を避けるだけで、徐々に先生の信頼を得ていくやり方です。

ピアノのレッスンを受ける上で「やってはいけないこと」

教師にとって「教えやすい生徒さん」が存在するのと同じく、実のところ「教えにくい生徒さん」というような方々も存在します。

同じようにお月謝やレッスン料を支払いながら、残念なことに費用対効果の得られにくい方々です。

こういったことにならないように、彼ら彼女らのミスをここでお伝えすることで答えとさせて下さい。

無断で欠席・遅刻をする

当然といえば当然なのですが、ピアノを教えていると一番困るのがこのふたつ。

ピアノは個人レッスンなので、生徒さんが無断で休むと先生はその時間何もできません。

遅刻も、理由がある場合は仕方ないですが、しょっちゅうですと「マジメにレッスンを受ける気があるのかしらん」となります。

まったく練習しない

これも当然といえば当然なのですが、教室に通っていても家で練習しなくてはピアノが上達することはありません。

よって、先生が熱心に教えてくださることもありません。

お月謝を何ヶ月も滞納する

ウソみたいですが、多くのピアノの先生方の悩みのタネです。

教えにくいどころではなく、即効で信頼を無くします。

 

ピアノのレッスンを受ける上で「避けたいこと」

上の例ほど極端ではありませんが、過剰に要望を出すことで先生をぐったり疲れさせる方々がたまにいます。

反論が多い

口答えともいいますね。

上にも書きましたが、「そのやり方は私には合いません」「前の教室ではこうやってうまくいっていました」などのこだわりはやめましょう。

特に引越しなどで別の地域から移ってきた方に多いケース。

縁あって新しい先生に師事されることになったのですから、早く馴染んだ方が良いと思います。

正直、いつまでも「前のやり方」を引き摺る生徒さんに対しては「‥じゃあ戻ればよかんべ」などと思ってしまいます。

欠席が多い・頻繁な振替レッスンの要望

欠席が多いだけでも困りものですが、さらに振り替えレッスンをしょっちゅう希望される方がいます。

一対一のピアノレッスンでは、先生にとってかなりの負担となります。

この点についてはそのうち詳しく書きたいと思っています。

保護者の方がレッスン内容に口を出す

2つ上の項と似ているのですが、これは子供の生徒さんに特有のケース。

「ウチの子はコレコレなのでこのように教えて下さい」「そういう言葉かけは困ります。もっと〜のように言ってやって下さい」

などという保護者様は、実はお子さんの足を思い切り引っ張っています。

例をあげればキリがありませんが、中には、「こちらの要望通りにして頂けないならやめさせます」などとおっしゃる保護者の方も。

若い頃はいちいち動揺していましたが、最近は平気になりました。

さて。

ここにあげたのはごく一例ですが、ピアノレッスンを受ける上でなんら得にならない事ばかりです。

先生と良い関係を結ぶための第一歩と考えて、これらを避けることから始めてみて下さい。

最近はこういった基本が伝わっていない生徒さん方が一定数いますので、それだけでも先生の信頼を得られやすいはずです。

ピアノの先生との賢いお付き合い・より熱心な指導を受けるための虎の巻・まとめ

まとめてみましょう。

 

師事しているピアノの先生から、より内容の濃い指導を受けるためのコツ


1、先生にとって「指導しやすい生徒」を目指す

2、それはあたかも「先生のお気に入り」に見えるほどにおトクで正しい受講態度である

3、そのためのコツは、以下の3つ

・素直な受講態度

・質問力

・十分な練習量


 

逆に、先生を疲弊させ、熱意を奪うのは以下のような行為です。

・無断で欠席・遅刻をする

・まったく練習しない

・月謝やレッスン料を滞納する

・反論・口答えが多い

・頻繁な欠席と配慮のない振替えレッスンの要望

・保護者様によるレッスン内容への口出し

 

このようなNG行動を避け、四角で囲ったコツに留意して練習を続けてみて下さい。

いつの間にかあなたも、人から羨まれる「先生のお気に入りの生徒さん」の仲間入りをしていることでしょう!

 

この記事を読んで下さったあなたが、先生からの信頼を勝ち得て、より快適なピアノライフを送られることを心から願っています。

 

お読み頂いてありがとうございます。

 

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