ピアノが上達しない人の共通点7選|大人初心者が伸び悩む原因とその解決方法
「毎日練習しているのに、思うように上達しない」「レッスンで同じことを何度も注意される」「習い始めの頃より上達のスピードが落ちた気がする」‥そんな悩みを抱えていませんか?
実は、ピアノが上達しない原因は、練習時間の長さや才能とはあまり関係がありません。
習い始めて2〜3年ほど経つと、多くの方が知らないうちに共通した「伸び悩む習慣」を身につけてしまいます。
要はその習慣を少し見直すだけで、練習の効率は大きく変わるというわけです。
本記事では、指導経験をもとに、ピアノが上達しない人に共通する7つの特徴と、その改善方法をわかりやすく解説します。
ご自身の練習と照らし合わせつつ、ぜひご参考になさってみて下さいね。
参考記事はこちら↓♪
ピアノ初心者が最初に身につけたい基礎5選|上達する人はここが違う!最も重要な土台とは
目次
ピアノが上達しない人の共通点7選

ピアノが思ったように上達しない人には共通点があります。代表的な7項目を挙げると次のようになります。
- 目的を持たずに練習している
- 間違えたまま弾き続けている
- 速く弾くことを優先している
- 自分の音を聴けていない
- 楽譜を十分に読み取れていない
- 基礎練習を後回しにしている
- 目標を持たずに練習している
以下、ひとつひとつ検証しつつどうすれば効果的な練習を通して上達に繋げられるか考えてみましょう。
ピアノが上達しない人は「練習方法」に原因がある

問題点①目的を持たない練習
ピアノ初級者にありがちなのが、ただ長時間弾けば上達すると思ってしまうこと。
大切なのは、毎回の練習に「何をできるようにするか」という目的を持つことです。
例えば、最初から最後まで何度も通して弾くだけでは、苦手部分や弾けない箇所がそのままになり、同じミスを繰り返すことに。
毎日の練習の際「今日は左手のリズムを安定させる」「この4小節を止まらずに弾けるようにする」など、小さな目標を決めて取り組んでみましょう。
それだけで練習の質は大きく変わります。
一回一回の練習に明確な目的を持つことで、限られた時間でも効率よく上達できるようになるはずです
問題点②間違いを放置
同じ間違い(ミスタッチ)を繰り返していると、その弾き方が癖として定着してしまいます。
間違いやすい箇所は部分的に練習することが大切です。
「最後まで止まらずに弾くこと」を優先すると、ミスタッチやリズムの乱れを見過ごしたまま何度も繰り返してしまいがち。
しかし、人の脳は正しい動きだけでなく、間違った動きも同じように記憶してしまうのです‥(ノ_<)
間違えたらそのまま弾き続けるのではなく、一度止まって原因を確認し、弾けるようになるまでゆっくり正しく何度も練習しましょう。
苦手な部分を少しずつ克服する積み重ねが、ピアノの確実な上達につながります。
問題点③速く弾きがち
ピアノ練習においては、速く弾こうと焦るほど上達が遠回りになることがままあるもの。
まずは、ゆっくりと正確に弾ける状態を目指しましょう。
特に大人の初級者は「このテンポで弾けるようになりたい」という気持ちが強い傾向にあり、最初から速いテンポで練習してしまいがちです。
しかし、速さに指が追いついていない状態では、ミスタッチやリズムの乱れが増え、無理な指の動きが癖になってしまうことが。
まずは余裕を持って弾けるテンポまで落とし、一音一音を確かめながら練習することが何よりも大切です。
正確に弾けるようになれば、テンポは自然と上げられるようになるものです。
焦らずゆっくりの練習を積み重ねることこそが、実は最も早い上達への近道なのです。
ピアノが上達する人は「聴く力」と読譜力を育てている

問題点④自分の音を聴かない
ピアノの上達には、指を動かす力だけでなく、自分の演奏を聴く力も欠かせません。
初心者〜初級者は、弾くことに夢中になるあまり、自分が出している音を聴けていない人が多いものです。
楽譜どおりに鍵盤を押さえていても、メロディーが埋もれていたり、音が強すぎたり、リズムが不安定だったりすることなどはありがちなこと。
しかし、自分の音を聴いていないと、その問題に気づくことができません。
上達の早い人ほど、「今の音はきれいだったか」「響かせたいメロディーが聴こえているか」を確認しながら練習しています。
ときには録音して客観的に聴いてみるのは非常に効果的な練習方法。
弾く練習と同じくらい、聴く習慣を身につけることが上達への近道なのです。
問題点⑤楽譜の読み取り不足
実は音符を読むだけでは、楽譜を十分に理解したことにはなりません。ピアノが上達する人は、楽譜に書かれたさまざまな情報を読み取りながら演奏しています。
楽譜には音の高さや長さだけでなく、強弱記号、テンポ、スラーやスタッカートなどのアーティキュレーション、曲想に関する指示などの演奏のヒントが数多く書かれています。
しかし、音符を追うことだけに集中するあまり、こうした情報を見落としてしまうことが多いもの。
また、例えば「どこで音を強くするか」「どこで少し間を取るか」「どのフレーズを歌わせるか」が分からず、ただ音を並べるだけの演奏になってしまいがちです。
これでは作曲者の意図が伝わる演奏にはなりません。
曲を弾き始める前にまずは楽譜全体を見渡し、「どんな音楽なのか」「どのような構成の曲なのか」「どこを意識して弾けば良いのか」を確認する習慣をつけましょう。
それだけで演奏全体の完成度が改善すること請け合いです。
ピアノが上達するかしないかの違いは「習慣」にある

問題点⑥基礎練習を避ける
好きな曲を練習するのは楽しいものですが、基礎力が不足しているとどうしても伸び悩みがち。
遠回りに思える基礎練習こそ、結果的には上達への近道です。
とかく大人のピアノ学習者は、限られた練習時間を曲の練習だけに使いたくなるもの。
そこを何とかやりくりして、ハノンやスケール、リズム練習などの基礎練習を続けることで、指が思いどおりに動きやすくなり新しい曲にも対応しやすくなります。
また、基礎力が身につくと譜読みの負担も減り、演奏に余裕が生まれます。
基礎練習は毎日やるのが理想ですが、長時間行う必要はありません。特別楽しい練習とは限りませんしね(^_−)−☆
5〜10分でも日々習慣として継続することが何よりも大切。
それにより確かな土台が築かれ、曲の完成度も着実に高まっていくこと間違いなし。上達をご自身で感じ取れるようになっていくでしょう。
問題点⑦目標や完成イメージを持たない練習
ピアノを練習するにあたって「何となく弾く」を繰り返しているだけでは、上達は実感しにくいもの。
目標や完成イメージを持って練習することで、一回一回の練習がより効果的になります。
例えば、「発表会までに仕上げる」「この曲を表情豊かに弾けるようになる」「ノーミスで最後まで弾けるようにする」など、具体的な目標があると、何を優先して練習すべきかが明確になります。
また、「このフレーズはやさしく歌う」「ここは軽やかに弾く」「作曲者の意図に近づける」といった完成イメージを持つことで、ただ鍵盤を押さえて正しい音を出すだけではない、音楽的な演奏へと近づいていきます。
小さな目標を一つずつ達成していくことが、自信につながり、やがては継続的な上達への大きな力になっていくのです。
まとめ

ピアノが上達しない人にありがちな「7つの共通点」についてお伝えしました。
思うように上達できない原因は、才能や年齢ではなく、日々の練習方法や習慣にあることが少なくありません。
目的を持って練習すること、間違いを放置しないこと、自分の音をよく聴くこと、そして楽譜を丁寧に読み取ること。
さらに、基礎練習を積み重ね、目標や完成イメージを持って取り組むことで、練習の質は大きく変わります。
もちろん、一度にすべてを変える必要はありません。まずは今回ご紹介した7つの共通点の中から、ご自身に当てはまるものを一つ見直してみて下さい。
その小さな積み重ねが、着実な上達につながるはずです。
健闘を祈ります!
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