【大人のピアノ教室】どれくらいかかる?費用の目安|入会金や月謝の相場とその他の金額まとめ

大人になってからピアノを始めようとしているあなたにとって、一番気になるのは費用のことではないでしょうか。

「ピアノの教室ってやっぱり高いのかなあ」

「そもそもピアノっていくらぐらいするものなの?」

「まったくの初心者の大人がピアノを始める時にかかる費用の目安は?」

‥わからないことがいっぱい。

特に、ピアノ教室に入って本格的なピアノのレッスンを受けてみたいと考えるなら、お金のことは避けて通れません。

 

本記事ではピアノ講師歴40年超えのベテラン(おばさん)ピアノ講師である管理人が最近の費用相場をしっかり調査。

あなたの疑問にお答えします!

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大人のピアノにかかる初期費用の目安

ピアノ文字

大人の初心者がピアノを習うには、初期費用として以下の項目の費用がかかります。

  • ピアノor電子ピアノ購入
  • ピアノ教室入会金
  • ピアノ教本

 

ピアノor電子ピアノ購入

ピアノを習うなら、やはり自宅にピアノ(電子ピアノ)はぜひ欲しいところ。

管理人は、大人の初心者には電子ピアノをおすすめしています。

本物のピアノはお値段(40万円以上)もさることながら「音の問題」があり、大人初心者にとってハードルが高いもの。

電子ピアノは鍵盤数がアップライトピアノと同じく88枚あり、ピアノを演奏する上での機能を一通り備えています。

お値段は文字通りピンキリで、安いものでは3万円台から上は50万円を超えるものまで実に様々。

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電子ピアノの音色やタッチ感などの性能は、そのままお値段に綺麗に反映されます

チョイスに困ったら、あなたがピアノに何を求めるかによって楽器を選ぶことをおすすめします。

  • なんでもいいから始められればOK:5万円前後
  • 趣味として適度に楽しみたい:10万円以上
  • モーツァルトやショパンを美しく弾けるようになりたい:20万円以上

 

なお、ピアノを習うのにキーボードはおすすめできません

電子ピアノはピアノを模して作られた楽器ですがキーボードは本来の目的が違うからです。

楽器の選び方はこちらの記事が参考になります。子供の保護者を念頭に置いていますが考え方は同じだからです。↓

子供のための後悔しないピアノ選び|キーボードor電子ピアノorアップライトピアノ おすすめは?

ピアノ教室入会金

ピアノ教室の入会金は、それぞれ独自の基準に従って決定されるもので、教室によって金額が大きく異なります。

本項では大手有名音楽教室と中堅〜大規模総合音楽教室、個人のピアノ教室の入会金の傾向をざっくりと表にまとめました。

教室名 入会金 (税込み)
ヤマハ大人の音楽レッスン 4,400円〜11,000円(教室による)
カワイおとなの音楽教室 5,500円〜11,000円(教室による)
Beeピアノ教室 無料(2022年現在)
シアーミュージックスクール 2,200円
個人のピアノ教室 0円〜10,000円

 

ヤマハ大人の音楽レッスンとカワイおとなの音楽教室の入会金は、通う教室の立地により変わってきます。

都心部では高く、地方都市では低めに設定されているようです。

 

総合音楽教室の「Beeピアノ教室」は現在無料キャンペーン中。↓

Beeミュージックスクール

「シアーミュージックスクール」では2,200円と低額に設定されています。

シアーミュージックの公式サイト

 

個人のピアノ教室では「入会金なし」が最も多く、次に3000円〜5000円がボリュームゾーン。

入会金10000円という「高額設定」は、都心のごく一部の教室に限られるようです。

ピアノ教室.net

ピアノ教本

あなたがクラシックピアノを習うなら、必ずピアノ教本を購入することになります(ジャズピアノやポピュラーピアノではこの限りではありません)。

担当講師の考えにもよりますが、概ね1冊1000円程度のものを数冊併用することが多いようです。

参考までに、管理人の教室で大人の初心者に指導する際の教材と税込み価格を挙げてみました。

  • バーナム ピアノテクニック ミニブック(全音楽譜出版社):1,100円
  • おとなのためのピアノ教本1(ドレミ楽譜出版社):1,100円
  • Miyoshi ピアノ・メソード:(カワイ出版):1,540円

 

合わせてざっと4000円ほどという結果に。だいたいこんなものかなという気がします(^_^)v

最大限で5,000円程度の教材費がかかると考えていれば間違いなさそうです。

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大人のピアノ教室の月謝

ピアノレッスン

入会金と違い、ピアノ教室の月謝はどんなにお安くても0円ということはあり得ません。とはいえやはり一定の傾向が。

大手有名音楽教室や総合音楽教室の月謝は比較的高め。さらに教室によっては施設維持費などが毎月かかってきます。

それに対して講師の自宅でレッスンを行うことの多い個人のピアノ教室は、どちらかというと金額は抑えられています。

 

以下は各ピアノ教室の初心者向け個人レッスンの回数/時間と月謝の金額をまとめたもの。

教室名 レッスン回数/時間 月謝金額
ヤマハ大人の音楽レッスン 30分×3回/月 11,000円〜(施設費別)
カワイおとなの音楽教室 30分×3〜4回/月(年間40回) 8,250円〜(運営管理費別)
Beeピアノ教室 60分×1回(回数選択可能) 5,698円
シアーミュージックスクール 45分×2回(回数選択可能) 11,000円
個人のピアノ教室 30分×3〜4回/月 5,000円〜8,000円

 

ヤマハ大人の音楽レッスン、カワイおとなの音楽教室、小林音楽教室の「施設費」などは教室の立地により大きく変わります

Beeピアノ教室、シアーミュージックスクールでは月謝の中に含まれている形。個人ピアノ教室ではほぼかかりません

 

レッスン時間の長さや月ごとの回数には、それぞれの教室の特徴がよく出ていて興味深いものがあります。

個人のピアノ教室では、生徒のレベルが上がればレッスン時間も長くなっていくのが普通。

曲が長くなるので30分レッスンでは収まらなくなるためです。

そういった点で私見ですが、ヤマハやカワイの30分固定制のレッスンは学習者が上達するにつれ時間が足りなくならないのかなとσ(^_^;)

その点、シアーミュージックスクールの「45分×2回/月」は、大人初心者へのピアノレッスン時間としては極めて適正という感覚を持っています。↓

シアーミュージックのピアノコース

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大人のピアノ その他の費用

ステージ上のグランドピアノ

発表会出演

ピアノを習っていると、発表会や学内ミニコンサートなどへの出演の声がかかると思われます。

このようなイベントへの出演はオプションですが、せっかくピアノを習っているのですから積極的に参加したいところ。

晴れの舞台にかかる費用はいかほどでしょうか。

  • 発表会出演料:8,000円〜15,000円
  • 衣装代:0円〜30,000円
  • 靴代:0円〜38,000円
  • (貸しピアノスタジオ代):1,200円〜5,000円/1時間(都内)

 

発表会への出演料は、当日のホールとピアノの使用料やプログラム代などが含まれていることが多く、全国どこでもこれくらいが相場。

公共のホールを使用すれば安く、都心の一流どころの私設ホールでは高くなります。

 

衣装代は、男性なら手持ちのスーツなどでOK。

女性もオシャレっぽいワンピースなどがあれば無料で済ませることも可能( ´ ▽ ` )ですが、ここはやはり普段着ではちょっと寂しいかも。

デパートのドレスは高額なものが多いですが、今はネットで素敵な発表会ドレスが比較的お安く買えます。

初心者なら、こんな清楚な雰囲気のミディ丈のドレスが年齢を問わず安心。

 

靴もまた手持ちの革靴やパンプスでOK‥なのですが、もしもダンパーペダルを使うのであれば普通の靴だと滑りやすいなどの欠点が。

昨今ではピアノ演奏会用の靴、「ピアノシューズ」というものがあり、値段は張りますが一足あれば長く使えます。

 

普段電子ピアノで練習しているとすると、発表会で突然生のピアノ、それもグランドピアノを弾くのはなかなか大変。

タッチの感覚や音の出方などが電子ピアノとは全く違うからです。

そこで、発表会本番が近づいたあかつきにはピアノスタジオを借りて練習する学習者は多いです。

気になるお値段はこれもピンキリ。

アップライトピアノのみの部屋は安く、グランドピアノだと高くなり、さらに「ベヒシュタイン」などの高級ピアノが設置されているともっとお高くなります。

コンサート鑑賞

ピアノを習っていればコンサートに出かける機会もあることでしょう。

昨今のピアノブームのおかげで、首都圏だけでなく各地方都市でも様々なコンサートや演奏会が開かれています。

お値段は無料で聴けるものから当代人気ピアニストが出演するものまで様々。一例をあげます。

  • 牛田智大 (p):全席指定4000円(9/8京都コンサートホール 大ホール)
  • 舘野泉ピアノリサイタル:一般5000円/学生2500円(6/15東京文化会館小ホール)
  • 「横浜音まつり2022」反田恭平(指揮・p):S7000円 A6000円 B4000円(11/6みなとみらい大ホール)

 

ご覧のようにピアノリサイタルのチケット代は決してお高くありませんね。日本が誇る彼らの演奏をこんなお値段で聴けるなんて(*^▽^*)

ちなみに海外のオーケストラのコンサートなどはもっと高額です。お好きならお財布と相談しつつ楽しんでみてはいかがでしょう。

その他

その他の費用としては以下のものが考えられます。

  • 交通費
  • ノート、筆記用具、ファイルなど
  • (先生へのプレゼントなど)

 

交通費やノートなどは良いとして「先生へのプレゼント」って何ぞや?と思われますよね。σ(^_^;)

基本的に、月謝をお支払いしているわけですので先生へのいわゆる「付け届け」などは必要ないと考えます。

ただ、どこかに旅行した時などにちょっとしたお土産を渡したり、学内コンサートで演奏された時にお花を差し上げたりといったことはありそう。

あくまでも「気持ち」ですので、それほど高額なものは必要ないと思われます。

まとめ

鍵盤上のお金

  • ピアノを習うための初期費用は3項目。「(電子)ピアノ購入費」「ピアノ教室入会金」「ピアノ教本購入費」
  • 電子ピアノの価格は性能により5万円前後〜50万円以上まで各種。希望レベルにより変わる
  • ピアノ教室の入会金は立地により大きく変わる。個人ピアノ教室では無料のところが多い
  • ピアノ教室の月謝は、レッスン時間、レッスン回数/月により教室ごとに大きな違いがあり、特色となっている
  • ピアノ発表会出演にかかる費用は出演料、衣装/靴、貸しピアノスタジオ代など
  • その他オプションでコンサート鑑賞などの費用がかかることも

 

ピアノを習うのにかかる初期費用と毎月のコスト、オプションでかかる費用は以上の通りです。

 

あとはレベルが上がるごとに教材費として新しいピアノ教本を購入する程度。

テニスやゴルフなどのように、消耗品のボールを買い続けたり多くのウェアを用意したりする必要がありません。

ピアノという習い事にはなんとなくリッチな雰囲気がありますが、楽器本体の購入というハードルさえ乗り越えれば、実はリーズナブルな趣味であるといえるでしょう。

 

あなたが、ピアノという新しい世界の扉を開けたことを心から嬉しく思います(^○^)

どうか素敵なピアノライフを楽しんで下さいね!

 

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