【大人のピアノ教室】体験レッスンの賢い受け方|失敗しないためのチェックポイントとは?

「大人のピアノ」は、今とても人気のある習い事。

大人のピアノ学習者は順調に増えていて、大人を対象としたピアノ教室はどこも盛況です。

この記事を読んで下さっているあなたも、そろそろお近くの教室で体験レッスンを受けてみたいとお考えなのでは?(^ー^)

 

ところで子供のピアノ教室での体験レッスンについて解説した記事はあるのに、大人向けのそれって見当たらないんですよね。

というわけで、「『大人のピアノ教室』への入会を検討中。いよいよ体験レッスンを受けてみよう!」と考えているあなたのために、賢い受け方やチェックポイントを解説してみました。

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【大人のピアノ教室】体験レッスンの賢い受け方

ピアノレッスン

大人のピアノ教室体験レッスンを賢く受けるには、まずはお目当ての教室のウェブサイトで基本的な条件を確認しておくことが大前提。

以下の記事が参考になります。↓

【大人のピアノ教室】初心者のための失敗しない選び方|押さえるべき6つのポイントと優先順位

 

さて体験レッスン受講にあたり、特に注意して観察すべき点は以下の通りです。

  • 体験申し込み時の教室の応対の仕方をチェック
  • 教室立地と周辺の様子を確認
  • 教室内の備品と楽器の状況
  • 講師の雰囲気
  • レッスン内容

 

上の項目のうち、「体験申し込み時の応対の仕方」と「教室立地と周辺の様子」は体験レッスンが始まる前のチェックポイント。

「教室内の備品」以降は実際に体験を受けている際のチェックポイントになります。

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【大人のピアノ教室】体験レッスン前の注意点

PCとスマホ

応対の仕方はどうか

あなたは、まずお目当ての教室に体験レッスンの希望をメールで申し込むはず。その際の先方の対応の仕方に注目です。

 

教室側の正しい対応としては、即時返信される「体験レッスンのお申し込みありがとうございます」という自動返信メール。

その後担当講師から詳しい日時の設定などについて改めてメールがあるはずです。

丁寧かつ簡潔に、必要事項の確認と体験レッスン日時の決定が行われるのが理想

 

ただ個人レッスンの教室ではこのようなシステムになっていないと思われますので、早めの返信が待たれるところ。

電話での応対であれば、キビキビしたタイプの先生かそうでないかが伝わります。

 

逆にダメな例としては以下のような対応が考えられます。

  • メールの返信が遅い、またはなかなか返ってこない
  • 電話の対応が要領を得ない
  • 先方の都合で決まった日時を変更される

 

体験レッスンというものは、ピアノ教室にとって新規顧客獲得が期待できる重大イベント。

それに対応するシステムが整っていない教室は、レッスンそのものもあまり期待できないでしょう。

教室の立地

あなたは教室ウェブサイトにより「〇〇駅から徒歩●分」という情報は得ているはず。

とはいえ、実際に歩いてみると必ずしもサイトの通りでない場合が間々あります

地図上では駅前であっても大きな通りを横断するのに長い信号待ちをせねばならず、そこそこ時間がかかるというのがそんなケース。

 

個人レッスンの教室は住宅街にあるケースが多いので、さらに注意が必要。

長い坂道や階段を登った先の一戸建て、エレベーター無しのマンション上階といった条件などは教室サイトには書いていないと思われます。

車や自転車で通うのであれば、近くに停めておけるスペースがあるのが理想ですね。

教室周辺の様子

大手の音楽教室や総合音楽教室は主要駅近くにあることが多いもの。このとき、教室の入っている建物周辺の環境に注目です。

いかにも「繁華街」という雰囲気、夜になるとカラオケが鳴り響いたり周辺で居酒屋の客引きがあるような場所はちょっとね‥と考える女性は多いのでは。

男性なら気にならないのかもしれませんが。

また、個人ピアノ教室では夜にレッスンが入ることは少ないと思われますが、一応周辺の雰囲気はチェックしておきましょう。

基本的に、学校の近くなどの立地には一部の特定飲食店などは建てられないことになっているので、治安の面では安心できそうです。

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【大人のピアノ教室】体験レッスン時のチェックポイント

グランドピアノの鍵盤

教室の様子

教室の建物に入ったら、まずはさりげなくあたりを観察しましょう。

総合音楽教室でのチェックポイン

  • スタッフの雰囲気
  • 防音室かどうか
  • ピアノの椅子が高さ調節可能かどうか

 

大手楽器店教室や総合音楽教室では、受付にスタッフがいることと思われます。

笑顔で爽やかに対応してくれれば緊張もほぐれるというもの。受付スタッフはその教室の「顔」ですので要注目です。

ピアノ以外の楽器も教えられている総合音楽教室では、教室はぜひ防音室であってほしいところ。

他所の教室からエレキギターやドラムの音が鳴り響いているとアコースティックなピアノの音は負けてしまいます。

またピアノの前に置かれた「椅子」は、ちゃんと高さの調節ができるものであることが必要です。

 

個人ピアノ教室でのチェックポイント

  • 待合スペースの有無
  • 足台の有無
  • 教室内の楽譜の数

 

個人ピアノ教室ではレッスン室が狭いことが多く、次の受講者が待つスペースがないことが間々あります。

そうなるとレッスン室の外で立って待つか、最悪家に入れてもらえず炎天下や雨の中、軒下で前の人のレッスンが終わるのを待つハメに(実際にありました)σ(^_^;)

夏は蚊に喰われながら待ったものですがコレなかなかツラい。意外な盲点です。

 

足台(ピアノの補助台)は小さな子供のレッスンに使うものであって大人には関係ありませんが、それが「ない」ピアノ教室は正直おすすめできません。

弾く時の姿勢に関する先生の意識が低いからです。↓

ピアノは姿勢が悪いと上手くならない!正しい座り方・身体の使い方6つのコツ

 

個人レッスンのピアノ教室内には先生が今まで使用した沢山の楽譜が備えてあるのが普通。

また、生徒の上達に合わせて新しい教材を購入したり、先生自身の勉強のため、新しいエディション(版)の研究のためなど、楽譜は常に増えていくものです。

レッスン室内に楽譜が少ないピアノの先生は、もしかすると昔のまんまのレッスンをなさるタイプかもしれません。

楽器の状況

この項は大手、総合、個人ピアノ教室共通です。

教室内に置いてあるピアノはどんなものでしょうか。

  • 「スタインウェイ」「ベヒシュタイン」「SHIGERU KAWAI」などの海外ブランドまたは国産高級ピアノ
  • 国産のスタンダードなグランドピアノ
  • アップライトピアノ
  • 電子ピアノ

 

上から順に高額な楽器であり、より本格的なピアノレッスンが受けられることを意味します。

ただ高級ピアノやグランドピアノを複数台置いてある教室は当然レッスン料も高額です。

逆に電子ピアノでレッスンを行う教室はカジュアルで月謝は安め。ポピュラー系の曲を中心に習うなら気にならない人もいるでしょう。

講師の雰囲気

「講師の雰囲気ったってよくわかんないよね。体験レッスンなんだから優しく教えてくれるだろうし」‥確かにその通りです。

ただやはり人間対人間でありますのでなんとなく伝わるものはあるはず。

 

年齢や性別、容姿、服装、話し方や動作などなど、色々な判断ポイントがあります。

雰囲気が明るいか影があるか。服装が派手すぎないか地味すぎないか。口調、態度は上から目線かフレンドリーか。

感覚を総動員して判断し、特に不快感がなければ良しとするのが現実的かもしれません。

 

ここで一点アドバイスをするならば、大人のピアノの先生は、習う人と年齢や環境がそれほど離れていない先生が理想です

特に受講者であるあなたがある程度の年齢なのであれば、ピアノの先生は若すぎない方が無難。

年齢を重ねると、人は老眼気味になったり身体のあちこちが痛くなったりなど、若者には理解できない不調が起こったりします。

先生ご自身もある程度そういった経験がある方が、状況を理解して頂きやすいからです。

レッスン内容

当然ながら最も大切なのが「レッスン内容」。

受講した体験レッスンは、あなたが求めているタイプのレッスンでしょうか。

「‥そんなこと言われたって、ピアノレッスンそのものが初めてなんだからよくわからないよ」‥確かに。( ´▽`)

それではここで「ダメなタイプの体験レッスン」の例を挙げることで答えとさせて下さい。

  • ピアノの構造や楽器としての歴史を語り始める
  • その音楽教室(の運営会社)の沿革や歴史を語り始める
  • 先生があまり弾いてくれない
  • 生徒の力量や理解度を確認しようとしない

 

あなたはピアノが弾けるようになりたくて体験レッスンの門を叩いたわけで、ピアノの歴史や構造が知りたいわけではありませんよね。

それがどんなに良いお話であったとしても正直時間がもったいないと感じるはず。

まして「当〇〇音楽教室は19〇〇年代にどこそこで創業した〇〇が前身で‥」なんて話は「知らんがな」でしょう(´∀`)

こんなお教室は当然ペケであります。

 

「先生があまりピアノを弾いてくれない」タイプかどうかは体験レッスンではわかりにくいかもしれません。

ただレッスン中にちょこちょこと弾いてお手本を見せてくれることにためらいのない先生なら安心です。

 

一番大切なのが最後の項目。

ピアノレッスンは双方向のマンツーマンレッスン。一対一で先生から教えてもらえる機会です。

それなのに、初めてあった目の前の(体験レッスンの)生徒の力量や理解度を確認しようとしないのは、正直「人を教える」ことに慣れていない先生である可能性があります。

慣れている先生は、必ず「この部分わかりますか?」とか「こんな説明で大丈夫ですか?」など受講者に質問してくるはず。

まさにここが一番のチェックポイントであると断言できます。

【大人のピアノ教室】体験レッスン後の行動

ピアノの鍵盤とガーベラ

入会する場合

総合音楽教室で体験レッスンを受けた後は、習うことを決めたならばできるだけ早めに入会手続きをすることをおすすめします。

その場で入会することで入会金が割引になったりゼロになったりするケースがあるからです。

 

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椿音楽教室のピアノレッスンの特徴と料金・口コミ評判まとめ|大人の初心者におすすめ!

 

何しろ人気のある先生はすぐにレッスンの枠がふさがってしまうことが。

ご自身の都合に合う時間でレッスンして頂けそうなら、入会はお早めの決断が吉です。

入会を断る場合

体験レッスンを受けたけれど諸事情により入会せず断る場合は、いったん持ち帰って改めてメールで断りの連絡をするのが最善です。

今どきは、その場での入会の言質を取ろうとあの手この手で引き留める教室は少ないもの。

「持ち帰って検討します」などと言って帰りましょう。

 

そして早すぎず遅すぎず、24〜48時間以内くらいのタイミングで断りのメールを入れます。

理由は詳しく書かず、「日程・時間が合わない」とか「予算的に厳しい」「思ったよりも遠い」などが無難。

あるいは単に「今回は見送りとさせて頂きたく思います」でも大丈夫です。

 

大切なのは必ず断りメールを入れるべきということ。

無言フェードアウトは迷惑ですし、わざわざ時間をとって体験レッスンしてくれた教室に対して失礼に当たります。

きちんと対処しておけば、「やはり気が変わってここで習いたくなった」ような時にも快く入会させて下さることでしょう。

まとめ

茶色のアップライトピアノ

大人のピアノ教室の体験レッスン。その賢い受け方とチェックポイント、さらにレッスン後の対処方法をお伝えしました。

この記事でお伝えしたのは以下の項目です。

  • 体験申し込み時の教室の応対の仕方をチェック
  • 教室立地と周辺の様子を確認
  • 教室内の備品と楽器の状況を観察
  • 講師について
  • レッスン内容について
  • 体験レッスン終了後の対処方針

 

こうしてみると、意外とチェックするポイントがあることがおわかり頂けるのではないでしょうか。

何しろピアノは時間のかかる習い事。

一度教室に入会して習い始めると、年単位でそこに通うことになるのはほぼ間違いありません。

全方位気を配って後悔のない選択をしましょう!

 

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